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丸浜市役所(まるはましやくしょ)

別名: 丸浜市の市役所、市役所(丸浜市)、丸浜市庁舎、丸浜市役所本庁舎

香川県丸浜市の行政事務を担う市の役所。令和3年(2021年)3月に、丸浜城の玄関口にあたる大手前町地区に地上5階・地下1階の新庁舎を開き、市民課・税務課・子育て支援課などの窓口を低い階に集めている。

概要

丸浜市役所は、香川県の中西部、瀬戸内海に面した丸浜市の行政事務を担う市の役所である。本庁舎は丸浜城の南側、城の玄関口にあたる大手前町二丁目にあり、令和3年(2021年)3月22日に新しい庁舎で業務を始めた。住民票や戸籍を扱う市民課、市税を扱う税務課、子育ての手当や相談を受け持つ子育て支援課などの窓口が、来庁者の多い1階と2階にまとめて置かれている。合併前の旧町の地区には、綾香市民総合センターと飯森市民総合センターを置き、本庁舎と同じ手続きの一部を受け付けている。

沿革

現在の丸浜市は、平成17年(2005年)に旧丸浜市と綾歌郡の綾香町・飯森町が合併して発足した。合併後も旧丸浜市の庁舎を本庁舎として使ってきたが、建物の老朽化と耐震性、窓口の分散が課題となり、大手前町地区の公共施設をまとめて建て替える再編整備の計画が立てられた。新庁舎は、もとの市民会館の跡地を中心に整備されることになり、平成29年(2017年)12月に市庁舎等の複合施設の基本設計がまとまった。工事は平成30年(2018年)12月に始まり、建物は令和3年(2021年)1月に完成した。同年3月22日、再編整備の第1期として新庁舎と市民交流活動センターが同時に開館した。旧庁舎の跡地には、1,300席あまりの大ホールと300席あまりの小ホールをもつ4階建ての新しい市民会館が、総事業費約140億円で計画され、令和5年(2023年)4月に工事の安全祈願祭が行われた。この市民会館には、旧庁舎の南にあった生涯学習センターと児童館の機能も移される。

庁舎の特徴

本庁舎は地上5階・地下1階の建物で、鉄骨造(一部は鉄骨鉄筋コンクリート造)の混構造である。延床面積は約1万6,500平方メートル、別棟の市民交流活動センターを合わせると約1万6,900平方メートルになり、建築の事業費は約82億円とされる。災害時にも業務を続けられるよう、免震構造を採用している。屋根と鉄骨のかたちは、市の伝統工芸品であるうちわをモチーフにしている。環境への配慮にも力を入れており、地中に32本の熱交換器を埋めて地中熱を冷暖房に使うほか、屋上の太陽光発電、自然の風を取り入れる換気、窓を多くして自然光を生かす設計を取り入れている。窓口では、個人番号カードの手続きなどのために、周りの目を気にせず話せる仕切りつきのブースや相談室を設けている。

組織

市長のもとに、秘書課・政策課・デジタル活用推進課・職員課・危機管理課を置く市長公室がある。総務部は庶務課・財務課・税務課・人権課・市民課と、綾香・飯森の2つの市民総合センターを受け持つ。健康福祉部には福祉課・子育て支援課・高齢者支援課・保険課・健康課があり、協働推進部には地域づくり課・まなび文化課・図書館・スポーツ推進課がある。ほかに、都市計画課や建設課、下水道課などの都市整備部、産業観光課や農林水産課、ごみ処理を担うクリーン課などの産業生活部、市が営むボートレース場を運営するボートレース事業局、会計課がある。消防本部は北消防署と南消防署を置き、教育委員会の教育部には学校教育課、幼保運営課、文化財保存活用課、学校給食センターがある。議会事務局や選挙管理委員会事務局、農業委員会事務局なども置かれている。

市民交流活動センター

本庁舎の隣には、2階建ての市民交流活動センター「マルハス」がある。1階はオープンラウンジとカフェで、ふたのある飲み物なら館内に持ち込める。ビジネスやIT、持続可能な開発目標(SDGs)などのテーマ別に約7,000冊の本を並べたブックカフェがあり、館内には約300の席が用意されている。2階には子どもの遊び場、学習スペース、授乳室、4つの会議室と、最大200人が使える多目的ホールがある。市民活動やボランティアの相談窓口も置かれ、市役所に用事のない人も気軽に立ち寄れる場所になっている。

周辺

本庁舎のある大手前町地区は、丸浜城のお堀と石垣を北に望む、市の中心部にあたる。市の玄関口である駅からは南へ歩いて行ける距離で、駅前には現代美術館がある。城の周辺では毎年春に丸浜お城まつりが開かれ、多くの人でにぎわう。

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