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丸三建材株式会社(まるざんけんざいかぶしきがいしゃ)

別名: 丸三建材、丸三

鯖野市内に本社と倉庫を置く、建築資材と住宅設備の卸の会社。1974年創業で、従業員は約45人。工務店やリフォーム店、設備業者に、木質建材から水まわり機器までを届けている。

概要

丸三建材株式会社は、福井県の鯖野市内に本社と倉庫を置く、建築資材と住宅設備の卸の会社である。1974年の創業で、従業員は約45人。取引先は、県内の工務店、リフォーム店、設備工事業者、設計事務所などで、一般の消費者への小売りはほとんど行わず、現場に必要な資材を決まった時間に届ける「裏方の問屋」として知られる。

建築資材と住宅設備の二つを一社で扱う点が特色である。柱や合板などの構造材から、断熱材、サッシ、内装材、屋根・外壁材、金物までを建築資材の側で受け持つ。住宅設備の側では、システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレ、給湯機器などを扱う。新築でもリフォームでも、一度の注文で資材と設備がそろうため、工務店の手間が少なくなる。

沿革

創業は1974年。住宅の建築が続いていた時期に、木材と金物を中心とする小さな資材店として始まった。創業当初は、近隣の大工や小さな工務店に、軽トラックで資材を届ける商売だった。

1980年代には、合板や石膏ボードなどの新しい建材の取り扱いを増やした。1990年代には、水まわり機器の需要の高まりに合わせて住宅設備の部門を設けた。のちに本社の隣に大きな倉庫を建て、在庫を持つ体制を整えた。2000年代以降は、断熱性能を高める改修や省エネ設備の需要が増え、断熱材、高効率給湯機、樹脂サッシなどの提案に力を入れるようになった。

事業と特徴

事業の中心は、次の三つである。

営業担当者は、取引先の現場を回り、工程や仕様の相談を受ける。展示場の代わりに、商談用の小さな見本コーナーが本社内にあり、床材や壁材、水まわり機器の実物を、設計者や施主とともに見ながら選べる。積雪のある土地柄から、屋根材や外壁材、断熱材は、寒さと雪に強い商品を優先して推している。

本社と倉庫

本社と倉庫は、鯖野市内の同じ敷地にある。倉庫には、長尺の材木や合板を保管する棟と、住宅設備機器を雨や湿気から守って保管する棟がある。朝の出荷の時間には、フォークリフトが動き、トラックが次々と出る。事務所では、受注、見積もり、手配、請求を担当する職員が、取引先からの電話やファクスを受けている。

地域とのかかわり

鯖野市は福井県内で眼鏡の産地として知られる中規模の市で、住宅やアパート、工場、店舗の新築と改修が、地元の工務店によって続けられている。丸三建材は、こうした工務店の資材の調達先として、地域の家づくりを支える。災害や大雪のあとの補修のときは、屋根材や雨どい、防水材などを急いで手配する役目も果たす。

同じ県内の木材店や建材の卸、工務店とは、競争しながら協力する関係にある。取引先向けに、新商品の説明会や、断熱・省エネに関する勉強会を開くこともある。若い職員の採用にも努め、倉庫、配送、営業、事務の各部門で、地元出身の人が多く働いている。

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