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松の湯(まつのゆ)
しゅんの部屋から歩いて五分ほどの場所にある、昔ながらの銭湯。ジェットや電気風呂、サウナなどをそなえ、冬至にはゆず湯を行う。
概要
松の湯は、愛知県の住宅街にある昔ながらの銭湯である。しゅんの部屋から歩いて五分ほどで、仕事帰りや在宅勤務の終わりに立ち寄る人が多い。外観も館内も飾り気のない造りで、レトロな風呂屋らしさが残る場所として親しまれている。
名古屋の中心駅から歩いて十数分、最寄りの駅からは五分ほどと、暮らしの足で通える距離にある。近所の人々にとっては、家の風呂とは別に使える、もうひとつの暮らしの場所になっている。
所在地とアクセス
愛知県内の住宅街にあり、最寄りの駅から歩いて五分ほどの場所に建つ。名古屋の中心駅からも、歩いて十数分で着く。駐車場は5台分あり、車で来る客も困らない。
駅から店までは、細い道が入り組んだ住宅地を抜けていく。夕方になると、桶とタオルを手にした近所の人の姿が道に増え、煙突の見える方角へ向かって歩いていく。
同じ県内には雄鹿沢市のように栃木県の市もあるが、松の湯はあくまで愛知県の町なかの銭湯である。
設備と特徴
浴室には、ジェット・泡・バイブラなどの噴流をそなえた浴槽、電気風呂、檜の香りがする浴槽、白湯の浴槽がある。さらに遠赤外線のサウナもあり、熱さや刺激の違う湯を、その日の気分で選べる。電気風呂は刺激が強めで、初めての客は足先から少しずつ入っていく。
脱衣所のそばにはコインランドリーが置かれ、洗濯の合間に湯に入る人もいる。館内では無線のインターネットも使えるので、湯上がりに少し休んでいく客もいる。
風呂上がりには、瓶の牛乳を飲む常連の姿が見られる。腰に手を当てて飲むのが、いつのまにかお決まりになっている。
季節の湯
冬至の日にはゆず湯を行う。丸ごとのゆずが湯船に十個ほど浮かび、手で握ると皮から香りが立つ。浮かんでくるゆずを押し戻す客や、肩に乗せたまま目を閉じる常連客もいて、この日の風物になっている。入口にはゆず湯の貼り紙が出され、冬至の一週間ほど前から、年の瀬が近いことを知らせてくれる。
季節の変わり目には湯の温度が少し変わると感じる常連客もいて、秋口は特に、いつもより熱めに感じられる。
利用案内
- 営業時間:15時から23時まで
- 定休日:水曜日
- 料金:大人(中学生以上)550円、中人(小学生)200円、小人(小学生未満)100円
- シャンプーとボディソープは有料。フェイスタオルは貸し出しと販売があり、バスタオルの用意はない
- 駐車場:5台分
- 健康入浴の日などの割引や、子育て世帯向けの割引カードの対象になっている
開店は午後三時で、昼の仕事を終えた人が入れるよう、夜遅くまで営業している。水曜日の定休日には、入口に休みの札が掛けられる。
利用のようす
夕方から夜にかけて、近所の常連客が多く訪れる。部屋の風呂で済ませる人も、冬至や寒い日には足を運ぶ。近いのが取り柄の、暮らしに根づいた銭湯である。
開店直後の時間帯は、年配の客が多く、顔なじみ同士のあいさつが脱衣所に響く。夜が更けるにつれて、仕事帰りの会社員や、サウナ目当ての若い客が増える。
感染症対策のころ
感染症対策が求められた時期には、脱衣所に人数制限がかけられ、入口に消毒液が置かれた。浴室に入る直前にマスクを外すと、湯気で眼鏡が曇るのも、この時期の銭湯での光景だった。会話を控えるよう求める掲示も出され、静かな湯屋になった。