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みなと公園(みなとこうえん)
新居浦市の臨海側にある、港に面した約9.7ヘクタールの公園。海を見ながら休めるあずまやとベンチがあり、人工の砂浜、芝のキャンプ場、ヨットハーバーも備える。
概要
みなと公園は、新居浦市の臨海側にある公園です。港に面した埋め立て地に整えられ、海を見ながら休めるあずまやとベンチがあります。園内には人工の砂浜、全面に芝を張ったキャンプ場、夜間照明つきの広場、ヨットやボートを係留するヨットハーバーが並び、海辺の散歩から海水浴、バーベキュー、マリンスポーツまで、一日を通して過ごせる総合的な公園として使われています。工場の煙突が並ぶ港のまちの中で、海にもっとも近づける憩いの場のひとつです。
所在地とアクセス
所在地は新居浦市の臨海部、垣野三丁目です。面積は約9.7ヘクタールで、そのうちヨットハーバーが約2.4ヘクタール、緑地が約7.3ヘクタールを占めます。自動車道のインターから車で5〜15分ほどで、東港からは歩いて5分ほどの距離です。無料の駐車場が約250台分あり、遠方からの来園は自家用車が中心です。公共交通は本数が限られるため、車で訪れる人が多くなっています。工場地帯の道路を抜けた先に、急に視界が開けて海が現れる立地です。
歴史
公園は港の整備にあわせて段階的につくられました。平成8年(1996年)4月に一部の供用が始まり、順に施設が加わって、平成17年(2005年)3月に事業が完了し、全面が完成しました。港湾の機能を生かしながら、市民が海に親しめる場所をつくることが目的でした。工業のまちとして発展してきた新居浦市では、海辺が産業のために使われてきた期間が長く、市民が気軽に水辺へ出られる場所は多くありませんでした。完成後は、市の観光のシンボル的な存在としても知られるようになっています。
見どころと施設
- 人工砂浜: ヤシの木が並ぶ南国風の砂浜で、海岸線は約300メートル、砂浜の幅は約24メートルです。7〜8月には海水浴場として開かれます。
- キャンプ場: 全面が芝で、バーベキューにも使えます。炊事場やトイレが近くにあり、日帰りでも宿泊でも利用できます。
- 夜間照明つきの広場: 夕方以降も使える広い芝地で、球技や軽い運動、花火の見物などに向いています。
- ヨットハーバー: ヨットやプレジャーボートを係留でき、帆を張った船が出入りする様子を園内から眺められます。
- あずまやとベンチ: 海に向かって据えられ、潮風を受けながら弁当を広げたり、船を眺めて休んだりする人が多く、小雨の日でも屋根の下で海を見られます。
- 遊歩道: 海沿いに続く舗装された道で、朝夕は散歩やジョギングの人が行き交います。
行事や利用
夏は海水浴と海辺のバーベキューで特ににぎわい、週末には家族連れやグループが芝生に集まります。春と秋は気候がよく、キャンプや散歩に訪れる人が増えます。ヨットハーバーでは、帆走の練習や体験の催しが開かれることもあります。冬は人が少なく、澄んだ空気のなか、遠くの島影や港の夕日を静かに眺められる季節です。仕事や食堂の昼休みに、短い時間だけ海を見に歩いてくる人もいて、小雨や霧雨の日でも、あずまやのベンチで食事をとる姿が見られます。
周辺
公園の背後には港の施設と工場地帯が広がり、貨物船が出入りする音や、煙突の並ぶ景色が、海の眺めと一続きになっています。臨海側の通りには食堂などの飲食店もあり、海鳴食堂のように、昼は定食、夜は居酒屋として営む店が、仕事帰りの人の立ち寄り先になっています。夜、園の前を通ると、暗い海から波の音が聞こえてきます。
利用の心得
入園は無料で、駐車場も無料です。海水浴ができるのは、監視体制のある夏の開設期間に限られます。キャンプやバーベキューは、決められた場所で火を使い、ごみは持ち帰ることが求められます。ヨットハーバーの係留施設は、利用の手続きをした船が対象で、一般の来園者は立ち入りに注意が必要です。風の強い日は砂が舞い、波も高くなるので、海辺では足もとと天気に気を配るようにします。