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うみかぜ焼き店(うみかぜやきてん)
氷渚市の潮野、海沿いの道から一本入ったところにある小さなたい焼き店。店先の鉄板で一匹ずつ焼き、ぶりの形の「ぶりちゃん焼き」や季節のたい焼きパフェも出す。
概要
うみかぜ焼き店は、氷渚市の潮野、海沿いの道から一本入ったところにある小さなたい焼き店です。店先に据えた鉄板で、注文のたびに一匹ずつ型を返して焼き上げます。店を営むのは、たい焼きを調べて試すことが何より好きだという店主です。粒あんを詰めた定番のたい焼きを軸に、地元の寒ぶりにちなんだ「ぶりちゃん焼き」や、季節のたい焼きパフェも出しています。値段は定番のたい焼きが一つ百三十円で、学校帰りや散歩の途中でも気軽に買える手頃さが特徴です。
所在地とアクセス
店があるのは氷渚市の潮野地区です。湾に沿って走る道から一本入った、車の通りが少ない筋にあります。近くには、同じ筋にある昔ながらの喫茶店の喫茶かもめ堂や、湾越しに山並みを望む浜の見晴らし台があり、海辺を歩く人が立ち寄りやすい一角です。氷渚港の市場から歩ける距離で、駅からは歩いておよそ十五分前後、自転車なら数分で着きます。店の前には少人数が並べる程度の空きがあり、焼き上がりを待つ間は鉄板の前で型が返される様子を眺められます。
沿革
店は2025年5月に開店しました。港の市場の近くで、小さな店先から始めた新しい店です。店主はたい焼きの生地や焼き型、あんの炊き方を自分で突き詰めてきたことから、客には「たい焼きオタク」を名乗っています。開店後は、季節ごとに期間限定の品を加えてきました。夏にはラムネ味のあんを使った青い「ブルーぶりちゃん焼き」を出し、もちもちした生地で受けました。
商品と焼き方
看板は、鯛の形をした定番のたい焼きです。薄めの皮をかりっと焼き、粒あんをたっぷり詰めます。鉄板の型に生地を流して具をのせ、焼けるまで一匹ずつ見守って仕上げるので、冷めにくく、尻尾の先まであんが入るのがうれしいところです。
- 定番のたい焼き:粒あん入り、一つ百三十円。
- ぶりちゃん焼き:氷渚の寒ぶりにちなんだ、ぶりの形の焼き菓子。ふんわりしたカステラ風の生地や、もちもちした生地のものがあり、粒あんやカスタードなどを詰める。
- ブルーぶりちゃん焼き:ラムネ味のあんを使う期間限定の品。
- たい焼きパフェ:季節によって出す。焼きたてのたい焼きに冷たいものを添える。
どの品も、できたてが一番おいしいように、持ち帰り用の袋は紙の薄いものを使っています。
営業
店は昼から夕方にかけて開き、定休日は毎週水曜と日曜、それに毎月第一月曜です。焼き上がりまでに数分かかるため、たくさん買うときは前もって電話で伝えておくと待たずに受け取れます。一人で買う人から、家族連れの贈り物まで、買う数はさまざまです。
地域とのかかわり
氷渚市は定置網漁と冬の寒ぶりで知られる漁港のまちで、氷渚市の名物をたい焼きの形に取り込んだぶりちゃん焼きは、この店ならではの品として知られるようになりました。港で働く人、通学の高校生、観光で海辺を歩く人などが客層です。歩きながら食べるときは、あんが熱いので、湯気で眼鏡が曇ったり、あんがはみ出たりすることもあり、店でも気をつけるよう声をかけています。小さな店ながら、潮野の海辺の散歩に欠かせない寄り道の場所として親しまれています。