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高樹市役所(たかきしやくしょ)

別名: 高樹市庁舎、高樹市役所本館

大阪府の北東部にある高樹市の行政事務を担う市の役所。市民課、福祉課、税務課、総務課などを置き、昭和46年に現在地へ移った庁舎を中心に、窓口から福祉、税、教育、消防までを受け持つ。

概要

高樹市役所は、大阪府の北東部にある高樹市の行政事務を担う市の役所である。住民票や戸籍などの窓口をはじめ、福祉、税、まちづくり、教育、消防までを受け持つ。市長部局のほか、教育委員会、農業委員会、消防本部などの機関で組織されている。市民課、福祉課、税務課、総務課といった課が置かれ、市民の暮らしに最も身近な行政の拠点になっている。

所在地とアクセス

庁舎は市の中心部にある桃園町に建つ。市の玄関口である民営の鉄道会社の駅と、私鉄の駅のあいだの市街地にあり、どちらの駅からも歩いて行くことができる。京と大坂市のちょうど中間にあたる土地で、周辺には官公庁や文化施設が集まる。来庁する人は、電車やバスのほか、徒歩や自転車でも訪れる。

庁舎の沿革

市役所は、市制が始まった昭和18年(1943年)以降、当時の国の鉄道事業者の駅の南隣に置かれていた。昭和46年(1971年)に、現在地へ新しく建てて移転した。この庁舎は、建築の優れた作品に贈られる賞を受けている。

本館は昭和45年(1970年)12月25日に完成した。鉄骨鉄筋コンクリート造り(一部は鉄筋コンクリート造り)で、地下2階・地上7階に、塔屋2階がつく。

その北隣には、平成5年(1993年)12月28日に総合センターが完成した。地下1階・地上15階に塔屋2階の建物で、平成6年(1994年)にホールと図書館を備えた施設として開いた。中央図書館や生涯学習の拠点が入り、一部の行政部門も置かれている。

組織と窓口

本館の窓口では、住民票や戸籍、国民健康保険、税の申告や納付、福祉の相談などを扱う。市民課は住民票・戸籍・印鑑登録、福祉課は高齢者・障がい者・子育て家庭への支援、税務課は市民税や固定資産税などの課税と納税の相談、総務課は庁内の事務、文書、人事、災害への備えなどをそれぞれ受け持つ。そのほか、都市づくりや道路、環境、水道、教育、産業を担う部局があり、市民の手続きと暮らしを分野ごとに支えている。

窓口の受付は平日の日中が基本で、年度替わりの時期など転入や転出の多い季節には、混み合う日の受付時間を延ばすことがある。住民票や税の証明書など一部の手続きは、証明書の自動交付や郵送でも受けられ、窓口に来られない人にも配慮している。

市議会と防災

本館には市議会の議場と議会事務局も置かれ、市の予算や条例を話し合う場になっている。定例会は年に数回開かれ、傍聴席から市民が議論を見守ることができる。また、大雨や地震などの災害に備える対策本部の機能も庁舎に置かれ、総務課が中心となって、避難所の開設や情報の伝達を進める体制を整えている。消防本部とも連携し、市内の安全を守っている。

総合センターと市民の利用

本館の北隣にある総合センターは、行政部門だけでなく、ホール、中央図書館、生涯学習の教室などが同じ建物に入る複合施設である。手続きのついでに本を借りたり、講座や催し物に参加したりできるため、市役所を訪れる人の足は、窓口だけにとどまらない。ホールでは音楽会や講演会、成人式などの行事が開かれ、市の文化の拠点にもなっている。

地域とのかかわり

高樹市役所は、住宅地と山のふもとの町が広がる高樹市で、暮らしの手続きから福祉、教育、防災までを一手に引き受ける拠点である。昭和40年代に建てられた本館と、平成に加わった総合センターが並び立つ景観は、市の中心部を象徴する風景として親しまれている。市民の窓口であると同時に、まちの歴史を重ねてきた建物でもある。

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