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つばめ食堂(つばめしょくどう)

別名: つばめ食堂、駅裏のつばめ食堂

駅の裏手のビル3階にある、昔ながらの定食屋。大ぶりのエビフライと唐揚げの定食と、山盛りのごはんで知られ、昼どきを中心に営業している。

概要

つばめ食堂は、広島県内の駅の裏手にある、昔ながらの定食屋である。ビルの3階に入る小さな店で、昼どきを中心に営業している。看板は、大ぶりのエビフライや唐揚げを主役にした定食で、ごはんの大盛りが無料になる気前のよさで知られる。華やかな店構えではないが、駅の表側の繁華街から一本入った静かな一角にあり、勤め人や学生が昼食に立ち寄る店として親しまれている。

所在地とアクセス

店は駅の裏手の通りにあり、駅の改札を出て歩いて数分で着く。建物の3階にあるため、通りからは小さな看板と階段の入り口で場所を知ることになる。営業は午前10時から午後5時までで、日曜は休み。夜の営業は行わず、昼から夕方までを一日の勝負としている。近くの角を曲がると中華そばの店などが並び、駅裏は小さな飲食店が点在する通りになっている。駅の表側が買い物客や観光客でにぎわうのに対し、裏手は地元の人の足が多く、昼休みの時間帯には近くの事務所や学校から歩いて来る客で、階段の下まで人が並ぶこともある。

特徴

いちばんの特徴は、「漫画盛り」と呼ばれる山盛りのごはんである。大盛りにしても料金は変わらず、お代わりも自由なため、よく食べる若い客に人気がある。

定食は、衣のさくさくした大ぶりのエビフライ(2尾)と、肉汁のあふれる唐揚げ(2個)の二つが中心で、どちらを選んでも、ごはん、茶わん蒸し、あさりの味噌汁がつく。広島県らしく、味噌汁に貝を使うところが店の持ち味で、だしの濃さに定評がある。価格は昔ながらの食堂らしく手ごろに抑えられており、「量とのつりあい」で選ぶ常連が多い。

メニューと味

定食のおかずは揚げ物が中心で、油はこまめに替え、注文を受けてから揚げる。エビフライは身がふくらんだ大きさで、タルタルソースかソースで食べる。唐揚げは下味をしっかりつけた、醤油の香る味つけで、冷めても味が落ちにくいと言われる。茶わん蒸しは具が小さく刻まれ、揚げ物の合間に口をさっぱりさせる役目を果たす。あさりの味噌汁は、殻つきのあさりがたっぷり入り、一杯で磯の香りが広がる。ごはんは炊きたてを大きな茶わんに高く盛り、見た目の迫力も一つの売りになっている。定食を組み合わせて、エビフライと唐揚げを両方味わえる盛り合わせを頼む客もいる。

店の雰囲気と営業

店内はカウンターとテーブル席が並ぶ簡素なつくりで、壁には手書きの品書きが貼られている。厨房からは揚げ物の音が絶えず聞こえ、注文から提供までの流れは手早い。昼の混む時間は回転が速く、食べ終えた客が席を立つと、すぐ次の客が通される。長居する店ではなく、短い昼休みに腹を満たして仕事や授業へ戻るための店という性格がはっきりしている。接客は飾らず、常連には顔と好みを覚えられていることも多い。夜の営業をしないため、仕込みは早朝から行い、午前中のうちに揚げ物の下ごしらえと汁物の準備を整えて開店を迎える。

地域とのかかわり

駅の裏手という立地から、通勤や通学で駅を使う人の昼食の場として定着している。学生にとっては、量の多さと値段の手ごろさから、部活帰りや試験期間の腹ごしらえに選ばれる店である。近くの中華そばの店へ向かう人が道しるべにするなど、駅裏を歩く人にとっての目印にもなっており、地域の人の記憶に残る昔ながらの食堂として、世代を超えて通われている。

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