FC2

Field & Community Culture Platform

生活環境データベース » company

浦手縫製株式会社(うらてほうせいかぶしきがいしゃ)

別名: 浦手縫製、浦手縫製(株)

小浦市内にある縫製工場。1987年に設立され、自動裁断機とミシンで作業着や寝具の縫製を行い、余り布を生かした製品づくりにも取り組んでいる。

概要

浦手縫製株式会社は、福井県の小浦市内にある縫製工場である。作業着と寝具を主な品目とし、生地の裁断から縫い上げ、仕上げまでを自社の工場で行っている。従業員は17人ほどの小さな所帯で、大量生産よりも、決まった品を決まった品質で納めることを大切にしている。

市内には港町として栄えた古い町並みがあり、干物やへしこの産地としても知られる。浦手縫製はその一角の工業の担い手として、水産加工の小浦海産株式会社などと並び、小浦市の働く場のひとつになっている。

沿革

会社の設立は1987年1月17日である。創業当初は、小さな工場にミシンを並べ、衣類の縫製の下請けから仕事を始めた。以来40年近く、同じ地域に拠点を置いて操業を続けている。

当初は手作業での裁断が中心で、一枚ずつ型紙に合わせて生地を切っていた。のちに自動裁断機を導入し、裁断の精度と速さが大きく上がった。縫製の工程にも、縫い目が安定し糸調子を細かく合わせられる高性能のミシンを入れ、作業の効率化を進めてきた。

近年は、外国人技能実習生の受け入れも始めている。職場では先輩の従業員が縫いの手順を実際に見せながら教え、少人数の工場ならではの顔の見える指導を続けている。

事業と特徴

事業の柱は、作業着と寝具の縫製である。作業着は、上着やズボン、エプロン、つなぎ服などで、現場で動きやすいこと、洗濯をくり返しても形が崩れにくいことが求められる。寝具は、掛け布団や枕のカバー、敷きパッドなどで、肌ざわりと縫い目の丈夫さが重んじられる。

主な工程は次のとおりである。

裁断から仕上げまでを一つの工場でまとめて行うため、寸法や仕様の変更にも小回りよく対応できる。依頼主から預かった生地や図面にもとづいて縫う形が多く、取引先は衣類や寝具の企画・販売を行う会社が中心である。

環境への取り組み

裁断のときにどうしても出る余り布を、捨てずに生かす取り組みを続けている。端の布を使って、小物や雑貨、工場で使う清掃用のウエスなどを企画して作る。SDGsを意識した事業として位置づけられ、資源をむだにしない工場づくりの柱になっている。

所在地と体制

工場は小浦市内の山あいに近い地区にあり、周囲は田畑と住宅が混ざる静かな土地である。工場の中は、裁断の場、縫製のラインの場、仕上げと検品の場に分かれ、作業の流れが一方向に進むように並べられている。従業員は約17人で、縫製を担う人が大半を占める。

地域とのかかわり

小浦市は、港や水産加工のまちとして知られる一方、衣類の縫製のような室内の手仕事も、古くから地域の暮らしを支えてきた。浦手縫製は、そうした働き口の一つとして、近隣に住む人を雇い、長く勤める従業員も少なくない。

近隣の神社の祭りや地区の行事にも、会社として協力することがある。市内の事業所のあいだで、仕事と人のつながりを保ち、小さな工場が地域で続いていくことを目指している。

PR 関連する商品(広告)

Supported by 楽天ウェブサービス