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朝日野東中学校(あさひのひがしちゅうがっこう)
朝日野市の市立中学校。戦後まもない昭和22年に村立の中学校として始まり、町制や市との合併による改称、平成19年の統合を経て、生徒約190人の小規模校として地域の学びを担っている。
概要
朝日野東中学校は、朝日野市の東部にある市立の男女共学の中学校である。校訓は「創誠健和」で、平成14年12月1日に制定された。創る力、誠実さ、健やかな体、和を大切にする心を、学校生活の柱に置いている。生徒数は令和6年現在で192人で、1学年あたり2学級前後の小規模校にあたる。地域の小学校から進学する生徒が中心で、顔と名前が互いに分かる落ち着いた雰囲気のなかで学んでいる。
沿革
昭和22年4月1日に、当時の東朝日野村の村立中学校として設置が認可された。同年5月12日に開校式と入学式が行われ、授業が始まった。学制改革で新しい中学校が全国につくられた時期にあたり、地域の人々の協力で発足した学校である。
昭和34年8月15日に町制が施行されると、町立の中学校に名称が改められた。昭和38年8月15日には町が朝日野市と合併し、現在のような市立の学校となった。その後、平成19年に近隣の中学校と統合し、現在の校区と規模になった。名称の変遷は、この地域の行政区分の移り変わりをそのまま映している。
所在地とアクセス
学校は朝日野市の東部、東朝日野地区にある。最寄りの駅は東朝日野駅で、民営の鉄道会社の路線を使い、駅から徒歩でおよそ13分である。路線バスでは「東朝日野1条6丁目」停留所から徒歩約5分で着く。市街地から東へ向かうと、田畑と住宅が混じる落ち着いた景色が広がり、その一角に校舎がある。この地域には、米づくりの盛んな地域に近い市立小学校の朝日野第三小学校もあり、市東部の子どもたちの学びの場が点在している。
教育と学校生活
授業は、各教科の基礎を丁寧に身につけることを重んじている。小規模校の利点を生かし、少人数でのきめ細かな指導や、学年をこえた交流が行われる。3年生では修学旅行があり、事前学習から当日の行動計画まで、生徒が主体となって進める。
学校の1年は、4月の入学式で始まる。学期ごとの定期テストを挟みながら進み、冬には冬休みがある。北海道の内陸にある朝日野市は冬の寒さが厳しく、積雪も多いため、雪の季節の通学や体育の授業にはそれぞれ工夫がされている。3月には卒業式が開かれ、卒業生は進学先へ巣立つ。進学先には、市内の道立朝日野高校などの高校がある。
部活動
運動部には、野球、バレーボール、ソフトテニス、卓球、柔道がある。文化部には、吹奏楽と美術がある。生徒数が限られるため、部員数も多くはないが、そのぶん一人ひとりの役割が大きく、練習や大会で互いに支え合う姿が見られる。吹奏楽部は、学校行事や地域の催しで演奏する機会をもつ。冬季は屋外での活動が難しくなるため、体育館や校舎内での練習が中心になる。
地域とのかかわり
学校は、地域の人々に見守られながら歩んできた。村立のころから70年以上にわたって、多くの卒業生を送り出しており、地域の行事や清掃活動などを通じて、生徒と住民が顔を合わせる機会も多い。校区の小学校を卒業した子どもたちが同じ中学校に進むため、小学校との連携も欠かせない。進路の面では、高校進学に向けて、保護者や地域とともに生徒を支える体制がとられている。