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あずま屋の売店(あずまやのばいてん)
掛野市の山あいの川沿いにある、大福やだんごを売る小さな和菓子の売店。クリーム入りの大福と、地元の茶を使った菓子で知られる。
概要
あずま屋の売店は、静岡県西部の茶の産地、掛野市の山あいにある小さな和菓子の売店です。近所の川沿いに建ち、大福やだんごを中心に、朝早くから店先で売っています。やわらかい皮で餡を包んだ大福が看板で、地元の茶を使った菓子も並びます。派手な構えではありませんが、買いに来る人の足が途切れない、土地に根づいた店です。
所在地とアクセス
店は掛野市の山あいの地区にあります。鉄道は、川に沿って走る第三セクター方式の小さな鉄道の駅から車で5分ほどです。車では高速道路のインターから国道を通って、約50分かかります。店の前には駐車場があり、車で買いに来る人が多くいます。山あいの道沿いにあるため、茶畑や川の景色を楽しみながら向かう人も少なくありません。川のせせらぎが聞こえる場所で、買った菓子を近くの土手で食べていく人もいます。
営業と商品
営業時間は朝8時から夕方5時までで、定休日は月曜日(祝日のときは翌日)と、毎月第1火曜日です。看板の商品は大福です。やわらかい皮に包んだ餡の中に、さらに生クリームが入っているのが特徴で、甘さを抑えた餡と、軽い口当たりのクリームの組み合わせが好まれています。
- 白大福:クリーム入りの基本の大福
- 茶大福:地元産の茶を使った大福。4個入りで千円に届かない値段で売られる
- お茶プリン:茶の香りを生かした冷菓。1個300円に満たない
だんごや季節の和菓子も店先に並びますが、数に限りがあります。春は桜の葉を使った菓子、秋は栗を使った菓子など、季節ごとに顔ぶれが少しずつ変わります。
買うときの注意
大福は、つくり立てを売る店です。そのため、できあがる時刻は開店時刻と同じではありません。白大福は朝9時30分ごろ、茶大福は10時30分ごろに店先に並びます。早く着いても、まだ棚が空いていることがあります。人気の品は午前中のうちに少なくなるので、買いたい人は昼前までに着くのが無難です。生クリームを使っているため、日持ちはしません。買ったその日のうちに食べるのが勧められ、遠くへ持ち帰る人は保冷剤を頼むことが多いようです。
地域とのかかわり
掛野市は茶の産地として知られ、市内の茶農家や製茶会社が育てた茶葉が、この店の茶大福やお茶プリンの風味を支えています。たとえば荒茶の仕入れから仕上げまでを手がける朝霧製茶のように、土地の茶づくりを担う会社が市内にあり、店の菓子もそうした茶の文化の一部として親しまれています。地元の人にとっては、おやつや手みやげ、来客用の菓子を買いに寄る身近な店であり、茶畑や山あいの景色を訪ねる旅の人にとっては、道中のひと休みの場所にもなっています。
利用のようす
店先は小さく、客が並ぶと道沿いまで列が伸びることもあります。休日は家族連れや、ドライブの途中に立ち寄る人が増え、午前の早い時間に主な品が出そろうと買い求める人でにぎわいます。平日は近所の人が数個ずつ買っていく静かな時間が多く、顔なじみ同士の立ち話も見られます。売り切れの日は早じまいになることもあるため、遠方から来る場合は、品の出る時刻と定休日をあらかじめ確かめておくと安心です。