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海陽の朝市(かいようのあさいち)

別名: 朝市、海陽朝市、海陽の市

阿凪市の港の近くで開かれる朝市。その日に水揚げされた魚介を手ごろな値段で買え、一角には古物や古銭を並べる店も出る。

概要

海陽の朝市は、阿凪市の港の近くで開かれる朝市です。その日の朝に市内の港へ水揚げされた魚、エビ、イカなどを、小売店を通さずに買えます。値段が手ごろなので、阿凪市の人びとからは「市民の台所」と呼ばれ、毎朝の買い物に使われています。

市場の一角には、古物や古銭を並べる店も出ます。魚を買うついでに、古い小物や硬貨を手に取って眺める人もいて、海産物だけではない朝市の顔になっています。

所在地とアクセス

場所は阿凪市の南側、港に近い町なかです。最寄りの駅から歩いて5分ほどで、通勤や通学の時間帯に電車で来て買い物をする人もいます。港をはさんだ向かいには小さな飲食店と商店が並ぶかもめ横丁があり、朝市のあとに立ち寄る人もいます。

車で来る場合は、自動車道のインターから約15km、40分ほどかかります。会場には約50台分の駐車場があります。ただし朝の早い時間は魚を目当てにした車で混み合うので、早めに着くのが安心です。自転車で買い物に来る近所の人も多く、会場の入口付近には自転車置き場が設けられています。

開催日と時間

店が開くのは朝8時から10時までの短い時間です。水曜日と日曜日、祝日は休みです。生鮮の売り場は昼前に終わりますが、干物や練り物などの加工品を扱う売り場は、夕方の4時30分ごろまで開いています。

開く時間が短いのは、水揚げされたばかりの魚を売り切るためです。売り場が閉まる10時前になると、残った魚が少し安くなることがあり、これを目当てに通う常連もいます。

売られているもの

中心は、阿凪の港で揚がった生の魚介です。季節によって、アジやイワシなどの小魚、エビ、イカ、タコが並びます。切り身の魚や、その場で食べられる加工品もあります。

加工品の売り場では、干物や練り物のほか、地元の水産加工会社の品も手に入ります。港の近くの工場でつくられた冷凍の切り身や干物は、潮風フーズのように市内の会社が手がけるものもあり、持ち帰りやすい量に小分けして売られます。

古物と古銭の店

朝市の一角には、古物や古銭を並べる店が出ます。台の上には、使い込まれた小物や食器、昔の硬貨がずらりと並び、袋に入れた硬貨をまとめて安く売る店もあります。袋の中から年号の違う硬貨を探して楽しむ人もおり、魚を買う客とは別の目的で足を止める人が集まります。値段は店ごとに違い、状態のよいものや発行枚数の少ないものは高く、ふつうのものは数円から数十円で買えます。

利用のしかた

買い物には、保冷用の袋や発泡スチロールの箱を持っていくと便利です。夏場は魚が傷みやすいので、買った魚は早めに持ち帰って冷やします。店の人に頼めば、魚をその場でさばいてくれることもあり、家で調理しやすくなります。支払いは現金が中心で、小銭を多めに用意していくと買い物がしやすくなります。

地域とのかかわり

朝市は、港で働く漁業者と、市内の暮らしをつなぐ場所になっています。漁師から直接魚を買えるため、料理の食べ方や旬の魚の話を聞くこともできます。観光で阿凪市を訪れた人が、朝の散歩がてら立ち寄る姿もあり、港のまちの朝の景色として親しまれています。

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