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スーパーかもめ屋(すーぱーかもめや)

別名: かもめ屋、スーパーかもめ屋 川端店

大分県北部の中沢市に本社を置く食品スーパー。養鶏とからあげの店を前身に昭和57年に創業し、県北に6店舗を展開する。川端店などがあり、からあげを中心にした自社の惣菜工場と産地直送の品ぞろえで知られる。

概要

スーパーかもめ屋は、大分県北部の中沢市に本社を置く食品スーパーである。県北に6店舗を展開し、川端店をはじめ、市内の住宅地や幹線道路沿いに店を構える。青果・鮮魚・精肉・日配品に加え、自社の工場でつくる惣菜を柱にした、地域密着型の店である。従業員はアルバイト・パートを含めて約150人。資本金は1,000万円で、組織は株式会社である。

沿革

会社のはじまりは戦後の養鶏である。創業家の祖父が、のちに本店となる土地で養鶏場を営み、昭和33年(1958年)には種鶏の孵卵場を始めた。昭和45年(1970年)には、国道が通って人の往来が増えたころ、2代目が「からあげ屋」を開いた。市内でも古い部類のからあげ専門店で、評判を呼んだ。

昭和57年(1982年)7月14日に有限会社として設立され、同年、本店となる店でスーパーマーケットの営業を始めた。昭和63年(1988年)4月に2店舗目を開き、平成6年(1994年)2月には県境を越えた隣県側の市にも出店している。平成9年(1997年)2月に株式会社へ組織を変更し、平成19年(2007年)8月には現在の代表取締役が就任した。平成25年(2013年)7月には、惣菜を一括してつくるセントラルキッチンを設けた。その後も店を増やし、現在は県北に6店舗を数える。

事業と特徴

看板は、創業当時から変わらぬ味を目指してつくるからあげである。時代にあわせて、揚げ油や調味料は少しずつ改良している。惣菜はセントラルキッチンで調理して各店に届けるため、どの店でも同じ味がそろう。

生鮮品は「よりよいものをより安く」という創業以来の考えに沿って、産地直送の品を重視している。社長が全国の産地へ定期的に足を運んで品を選び、県南の港で水揚げされるブランドのぶりは、週に2回、市場へ仕入れに出向いている。地元の野菜や果物も多く並べ、からあげや刺身の売り場には地元のお客が絶えない。

人事面では、年齢にかかわらず能力と業績で評価し、給与に反映する実力主義をとり、若い人材の採用に力を入れている。

店舗と所在地

本社は中沢市内の万野地区にある。川端店は市内の住宅地にあり、近くには、ベンチや噴水の広場をそなえた川端中央公園がある。ほかの店も中沢市内と周辺に置かれ、自家用車で買い物に来る人が多いため、各店に駐車場を備えている。店ごとに売り場の広さや品数は異なるが、からあげなどの惣菜と、産直の青果・鮮魚はすべての店の売りである。

地域とのかかわり

農業の担い手を増やし、耕作放棄地を減らすことを目的とした地元の農業法人に、共同出資者として加わり、取締役を送っている。そこで育てた農産物は、店頭でも扱われる。からあげは家庭の食卓や行楽の弁当、行事の集まりなどで親しまれ、中沢市の食の風景の一部になっている。城下町として栄えた土地柄のなかで、地元の生産者と買い物客をつなぐ店として、暮らしを支えている。