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川端緑地(かわばたりょくち)
須浜市の中心部に近い、須浜川沿いに細長く続く緑地。舗装された散歩道と桜並木があり、朝の散歩やジョギングをする人が多い。
概要
川端緑地は、高知県の須浜市を流れる須浜川の堤防沿いに、細長く続く市の緑地である。川に沿って約1.2kmにわたり、幅は広いところで20mほど、狭いところでは8mほどになる。舗装された散歩道と芝生の帯、桜やケヤキの並木、いくつかのベンチからなり、入場は無料で、いつでも立ち寄れる。朝の散歩をする人が多く、早い時間から犬を連れた人やジョギングをする人の姿が見られる。
所在地とアクセス
須浜市の市街地の北側、住宅地と川にはさまれた場所にある。港のある中心部からは、川に沿って歩いて15分ほどである。緑地の途中には、道路から堤防へ上がる出入口が4か所あり、段差の少ないスロープも2か所に設けられている。車で訪れる人のために、緑地の北端に近い場所に、10台ほどが止められる小さな無料駐車場がある。近くを通る路線バスの停留所からも、歩いて5分ほどで着く。
歴史
この一帯はもともと、大雨のたびに水があふれる川岸の草地だった。昭和40年代に堤防の改修が進み、堤防の内側に空いた細長い土地を、市が緑地として整える計画が立てられた。昭和50年代の初めに最初の区間が開かれ、そのとき桜の苗木が約60本植えられた。その後、平成の初めにかけて区間が少しずつ北へ延ばされ、散歩道の舗装やベンチの設置、街灯の整備が行われた。令和に入ってからは、段差をなくす工事や、古くなった木製の柵の取り替えが進められている。
見どころや特徴
春は、並木の桜が川面に枝を伸ばし、花の季節には堤防の上が淡い色に包まれる。初夏には芝生の帯にクローバーが広がり、夏の朝は、ケヤキの木陰が涼しい散歩道になる。秋は葉が色づき、川風が少し冷たくなって、散歩にいちばん向く季節になる。川にはカワセミやサギの仲間が来ることがあり、野鳥を見に訪れる人もいる。散歩道には、100mごとに距離を示す小さな標識が立っていて、歩いた距離の目安になる。ベンチの数は全部で15基ほどで、日当たりのよい場所と木陰の場所が交互に置かれている。
行事や利用
利用の中心は、毎日の朝の散歩である。六時を過ぎるころから人が増え、七時前後がもっとも多い。犬の散歩では、決まった時間に顔を合わせる人どうしが、立ち話をする姿もよく見られる。春には、近くの住民の団体が桜の下の掃除を行い、秋には川沿いの草刈りと清掃の日が設けられている。市内の小学校の児童が、生きもの調べや写生のために訪れることもある。夜は街灯がつくが、暗い区間もあるため、早朝や夕方の利用が勧められている。
周辺
川の対岸には田んぼが広がり、稲の季節には緑と黄金色が堤防から眺められる。緑地の近くには、住宅地の中の小さな児童公園もあり、散歩のついでに立ち寄る人が多い。かもめ児童公園は、須浜市の住宅街にある無料の児童公園で、緑地とあわせて散歩の行き先に選ばれることがある。市の中心部へ戻る道すがら、港の方角を望むこともできる。