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立堀市(たてほりし)

別名: 立堀

東京都多摩地域の中部にある、人口約19万人の市。駅の周りの商業地、南側に集まる町工場、駅の北側の裏通りの飲み屋街、大きな国営の公園が一つの市の中に並ぶ。

概要

立堀市は、東京都多摩地域の中部にある市で、人口は約19万人、面積は約24平方キロメートル。月見川の中流の左岸、台地の上に市街地が広がる。多摩地域でいちばん多くの人が乗り降りする駅を中心に、百貨店や大型商業施設が集まる繁華街と、その外側の住宅地、南側に集まる町工場、駅の北側の裏通りの飲み屋街がある。

地理

市域は月見川の流れに沿って東西に長く、ほぼ平らな台地である。川に近い側は昔から畑が多く、市の特産のウド(立堀うど)は、生産量が都内で第1位とされる。市内には、国の機関や研究所、防災の拠点となる広い敷地もあり、都心から離れた多摩地域の行政・業務の中心の一つになっている。

歴史

1889年に鉄道の本線が開通し、駅ができたことで、宿場でもない農村だった土地に人と物が集まり始めた。1922年に立堀飛行場が置かれると、軍の施設と航空機関連の工場が相次いで建ち、軍事都市として急速に発展した。戦後は米軍に接収され、基地は1977年まで続いた。返還された跡地は、公園や官公庁、住宅地へと姿を変えている。1963年5月には隣の砂野町を編入し、現在の市域になった。基地の時代の名残で、駅の周りには今も外国人向けの店や古い小さな店が混じり、独特の雰囲気を残している。

交通

中心の立堀駅には、民営の鉄道会社の本線と南北に走る路線、山あいへ向かう路線が乗り入れ、都市モノレールも通る。新宿方面へは特急などで約25分。駅は南北が大きな歩行者用の通路で結ばれ、バスの乗り場も多方面へ延びている。

商業と暮らし

駅の周辺には、百貨店が複数あり、ほかに駅ビルや、近年に整った大型の複合商業施設が並ぶ。映画館や書店、家電量販店も集まり、週末は市外からの買い物客でにぎわう。住宅地は駅から離れるほど落ち着き、団地や戸建てが混じる。

町工場と産業

市の南側には、金属加工や機械部品、印刷などの町工場が集まる一帯がある。航空機産業の歴史を受け継ぐ精密な加工の技術を持つ工場も多く、小さな会社が互いに仕事を回し合って成り立ってきた。近くの明洲市や町原市とも、人や仕事のつながりが深い。

駅の北側の飲み屋街

駅の北側には、大通りから一本入った裏通りに、居酒屋や小さなスナックが並ぶ飲み屋街がある。雑居ビルの階段を上った先に、カウンターだけの小さな店が入っていることも多い。仕事帰りの勤め人や、近くの職人が遅くまで集まり、常連と初めての客が同じカウンターに並ぶ。スナック 朧もこの通りにある店の一つである。

公園と行事

市の北東には、国営の広大な公園があり、1983年10月26日に開園した。広い芝生と運河、日本庭園、四季の花で知られ、散歩や自転車、家族のレジャーに使われる。近くの小金野市にも公園が多く、緑のつながりを楽しむ人が多い。夏には駅前で大きな祭りや花火が開かれ、市内外から人が訪れる。

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