FC2

Field & Community Culture Platform

生活環境データベース » institution

県立東広野北高校(けんりつひがしひろしのきたこうこう)

別名: 東広野北高校、東広野北高

広島県立の全日制の高等学校。東広野市の北部、山あいの地域にあり、普通科を置いて、小規模校ならではの丁寧な指導を行っている。

概要

県立東広野北高校は、東広野市の北部、山あいの地域にある広島県立の全日制の高等学校である。設置されている学科は普通科で、三学期制をとる。地元の市立中学校と連携した中高一貫教育を行っていて、小規模校ならではの、生徒と教員の距離が近い学びが特色である。

所在地とアクセス

学校があるのは、広島県の内陸にある東広野市の北部で、田や畑と山並みに囲まれた静かな環境にある。市の中心部の西庄小学校や西庄中学校のある西庄地区からは、距離がある。

通学には、民営の鉄道会社の本線の西庄駅から路線バスを使う生徒が多い。最寄りのバス停は「東広野北高校入口」で、降りてから徒歩で約5分の距離にある。自転車や保護者の送迎で通う生徒もいて、冬の朝は路面の凍結に備えて、早めの時間に家を出るよう呼びかけている。バスの本数は多くないため、授業や部活動の終了時刻は、運行時刻に合わせて調整されている。

歴史

はじまりは大正3年(1914年)で、私立の学校として開かれた。その後、いくつかの設置者や制度の変更を経て、昭和40年(1965年)に広島県立の学校となった。

昭和52年(1977年)には、それまで置かれていた家政科の生徒募集を停止し、以後は普通科を中心とする学校として歩んでいる。長い歴史のなかで、地域の若い世代を育てる学び舎として、地元に根づいてきた。卒業生は、地元の企業や農業、酒造の仕事に就く人のほか、県内外の大学や専門学校に進む人もいる。

教育の特色

普通科では、大学進学や就職など、生徒それぞれの進路に合わせた学びを用意している。近隣の市立中学校と連携する「連携型」の中高一貫教育を採り入れ、中学校と高校の教員が授業や行事で交流し、6年間を見通した指導をめざしている。連携する中学校の生徒は、入学試験で面接などを中心とした選抜を受けられる。

小規模な学校であるため、1学年の学級数は少なく、少人数で授業を行う科目も多い。教員が一人ひとりの理解の進み具合を把握しやすく、放課後の補習や個別の進路相談も丁寧に行われる。2年次からは、文系と理系の志望に応じて選択科目を選べる仕組みがある。

部活動と学校行事

部活動は、運動部と文化部がそれぞれ数部ずつあり、地域の大会に参加している。部員数が少ない部では、複数の学年や他の部の生徒が協力して大会に出ることもある。

学校行事には、体育祭、文化祭、修学旅行などがある。文化祭では、地域の人も招いて、生徒の展示や発表、模擬店が行われる。地域の清掃活動や、農作業の体験など、地元とかかわる取り組みも学期ごとに設けられている。

地域とのかかわり

学校は、周辺の農家や自治会、公民館などと交流を重ねている。生徒が地域の行事を手伝ったり、地元の特産品を学ぶ授業に取り組んだりして、山あいのまちの暮らしを支える一員として育つことを大切にしている。同じ市内の県立高校には県立西庄高校があり、地域の中で、それぞれの特色を生かした進学や就職の道を支えている。