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県立西庄高校(けんりつにししょうこうこう)

別名: 西庄高校、西庄高

広島県立の全日制普通科の高等学校。東広野市の西庄地区にあり、前身は明治39年開設の私立女学校で、現在は男女共学の進学校として知られる。定時制の普通科も併設する。

概要

県立西庄高校は、広島県が設置する全日制普通科の高等学校です。東広野市の西庄地区の中心部に校地があり、地元では「西庄高」「西庄高校」とも呼ばれます。男女共学の進学校として知られ、令和7年4月1日現在の生徒数は男子379人、女子357人の計736人です。定時制の普通科の課程も併設しています。

所在地とアクセス

所在地は東広野市西庄西本町で、酒造のまちとして知られる旧市街の一角にあります。駅や商店、酒蔵の並ぶ町並みに近く、通学には徒歩や自転車、バスが使われます。広洲市方面からは民営の鉄道会社の本線を使って通う生徒もおり、最寄りの西庄駅からは徒歩で通える距離です。同じ地区には西庄中学校や西庄小学校があり、地区の小学校から高校までの学びがそろっています。

沿革

前身は明治39年(1906年)に開かれた私立西庄女学校です。明治44年(1911年)に私立西庄実科高等女学校となり、大正12年(1923年)には町村組合立の高等女学校へ改まりました。大正15年(1926年)に県立の高等女学校となって、県の学校としての歩みが始まります。

戦後の学制改革を経て、昭和28年(1953年)に男女共学の広島県の高等学校へ改称しました。昭和43年(1968年)には定時制課程を開設し、校名を現在の広島県立の名称に改めています。創立の正確な日付は明らかでないため、創立記念日は毎年5月15日と定められています。

校章・校訓・校歌

校章には葵の葉の意匠が用いられています。これは、この地域が古くから京の社寺の荘園であったことにちなむと伝えられます。校訓や校歌は、女学校時代から受け継がれた気風を踏まえ、品位と自主を重んじる内容です。入学式や卒業式、文化祭などの節目の行事では、校歌が全員で歌われます。

教育の特色

全日制の普通科では、大学進学を見据えた教育課程が組まれています。1年次は国語・数学・英語などの基礎を全員で学び、2年次以降は進路に応じて文系・理系に分かれて履修します。地域に大規模な国立大学のキャンパスがあることから、大学の公開講座や研究室見学など、高大の連携を生かした学びの機会も設けられています。放課後には補習や自習室の利用も盛んです。

部活動と学校行事

運動部と文化部がそれぞれ活動しており、地区の中学校から進む生徒も多いため、中学時代の経験を続ける生徒が少なくありません。秋の文化祭と体育祭は、在校生が中心となって運営する学校最大の行事です。酒造のまちらしく、地域の行事や清掃活動に生徒が参加することもあり、町の人々との交流が続いています。

定時制課程

昭和43年に開設された定時制の普通科は、夜間を中心に授業を行います。働きながら学ぶ生徒や、学び直しを望む生徒を受け入れ、全日制と校舎や施設を共用しています。少人数ならではの丁寧な指導が特色です。

周辺

周辺には酒蔵が並ぶ通りや、市の中心部の商店街、学園都市の核となる大学のキャンパスがあります。同じ県内の県立東広野北高校とは、同じ市にある県立高校として、地域の高校教育をともに支えています。