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うしろ川公園(うしろがわこうえん)

別名: うしろ川、うしろ川河川公園、後瀬川の河川敷公園

吹原市などを流れる後瀬川の河川敷に、細長く続く公園。散歩やジョギング、スポーツの人が多く、年間を通して広く使われている。

概要

うしろ川公園は、後瀬川の河川敷に沿って細長く続く、国が管理する河川公園である。「川でなければできない利用、川に活かされた利用」を考え方の中心に据え、堤防の内側の広い土地を、散歩やスポーツ、自然とのふれあいの場として整えてきた。公園は一か所にまとまった敷地ではない。川沿いに並ぶ約40の施設広場と、野草の広場、景観を守る地区、自然地区などを合わせた、帯のような公園である。年間の利用者は約80万人とされ、犬の散歩の人が夕方に増える。

所在地とアクセス

公園は大阪府と京都府の2府にまたがり、府内では吹原市や高樹市を含む7市2町の河川敷に連なる。川の北岸(右岸)と南岸(左岸)にそれぞれ地区があり、地区ごとに名前がついている。北岸には大山崎、島本、大塚・三島江、鳥飼、豊里・西中島などの地区が、南岸には枚方・三矢、木屋元・太間・仁和寺、佐太西・大日・八雲・外島、太子橋・赤川・毛馬・海老江などの地区が並ぶ。最寄りの駅から堤防まで歩ける地区が多く、堤防に上がると川をはさんだ広い空が見わたせる。自動車で来る人のために、地区ごとに駐車場が用意されている。

歴史

後瀬川は、洪水を防ぐための改修を重ねてきた川である。堤防が整い、川幅の広い河川敷が生まれたことで、普段は使われない広い土地ができた。その土地を、水辺の公園として生かす計画が立てられ、昭和の後半から地区ごとに順に整備された。最初から一つの公園として造られたわけではなく、各地の広場がつながって、いまの細長い公園になった。洪水のときには水をかぶる前提で造られているため、建物は少なく、芝や広場を中心にした簡素なつくりである。

見どころと施設

公園の施設は、川の広い土地を生かしたものが多い。野球場、テニスコート、陸上トラック、サッカー場やラグビー場、フットサルコート、ゲートボール場、グラウンドゴルフ場、パターゴルフ場、ディスクゴルフ場、バーベキュー施設、プール、スケート場、船着場などがそろう。地区によって性格が違うので、目的に合う広場を選んで訪れる人が多い。

京都府側の背割りの堤の地区は、桜の名所として知られる。川の分かれ目にのびる堤の両側に桜並木が続き、春には花見の人でにぎわう。野草の広場や自然地区では、ヨシ原や草むらに季節ごとの草花や野鳥が見られ、観察に訪れる人もいる。

行事と利用

朝と夕方は、散歩やジョギング、サイクリングの人が堤防の道を行き交う。休日の昼は、少年野球やサッカーの練習、家族連れのバーベキューが広場を埋める。春は花見、夏は川風を受けながらの夕涼みや花火見物、秋は運動会やイベント、冬は凧あげや野草の広場の散策と、季節ごとの使われ方がある。夕方には犬の散歩の人が多く、堤防の上で立ち話をする姿もよく見られる。

周辺と注意

川の向こう岸には別の地区の広場があり、橋を使えば両岸を歩いて行き来できる。堤防の内側の公園は、大雨で川の水かさが増すと、広場ごと閉鎖されることがある。増水の予報が出たら、河川敷には近づかない。ごみの持ち帰りや犬のふんの始末、火の取り扱いなど、決められた利用のルールを守って使うことが求められている。

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